2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
鉄線図鐔 古美濃 ① 鉄線図鐔 無銘古美濃 ② 三猿図小柄 無銘古美濃 Photo①のような古美濃と呼ばれている時代の上がる美濃彫の特徴の一つに、極端な高彫、あるいは深彫があるのだが、鐔のように表面からのみ鑑賞が可能な作について、その様子を写真で紹介する…
菊花図縁 古金工・秋草に兎図目貫 古美濃 ① 菊花図縁 古金工 ② 秋草に兎図目貫 古美濃 もう一つ、時代の上がる無名金工の作品を紹介する。Photo①は室町時代後期あるいは戦国時代と推測される菊花図縁で、造り込みは、古金工や古美濃の目貫で紹介したような薄…
秋草図目貫 古美濃・古金工 ① 秋草図目貫 古美濃 ② 秋草図目貫 古美濃 ③ 丁子図目貫 古金工 ④ 秋草図目貫 美濃 ⑤ 鹿図目貫 無銘大月 作品には必ず裏側がある。柄に巻き込まれた目貫の裏側を確認することはできないが、柄から外されて作品そのものが鑑賞の対…
秋草図鐔 古金工 ・枝菊図鐔 太刀師 ① 秋草図鐔 無銘古金工 ② 枝菊図鐔 無銘太刀師 Photo①は室町時代の古金工の製作になる秋草図鐔。赤銅魚子地を竪丸形に造り込み、耳は金の色絵で覆輪のように仕上げ、図柄は秋の野の様子を写したかのような構成とし、裏に…
秋草図目貫・小柄 古美濃・古金工 ①秋草(撫子)文図目貫 古美濃 ②秋草(撫子)文図目貫 古金工 ③秋草図小柄 古美濃 秋草図の目貫をご覧いただきたい。美濃彫様式、及び古金工に分類されながらも美濃彫様式に近い作風の金工の歴史は、平安時代の飾剣、あるいは春…
秋草図鐔 古美濃・古金工 ① 金家の鐔 部分 ② 秋草図鐔 古美濃 ③ 撫子図鐔 無銘古金工 写真掲示の手違いをしてしまいました 古金工とキャプションしたが美濃の秋草図鐔 訂正してお詫びします 秋の七草は春の七草と違って食することができない。春の風物でもあ…
寒山指月図鐔 山城國伏見住金家 寒山指月図鐔 銘 山城國伏見住金家 過去に、海野勝作の寒山拾得図鐔を紹介したが、同じ題意を探り、月を指し示す寒山の姿のみを捉え、拾得を留守模様とした、桃山時代の名工金家(かねいえ)の鐔。 鉄地を二ツ木瓜形に造り込み…
芦雁図鐔 山城國伏見住金家 芦雁図鐔 銘 山城國伏見住金家 京都大徳寺に伝えられた襖絵の一、曾我蛇足(じゃそく)筆と伝えられる芦雁図、及び同じく大徳寺に伝えらた小栗宗湛と宗継の親子による芦雁図(延徳二年:1490)を想わせる、金家(かねいえ)の枯れた味わ…
塔山水図鐔 山城國伏見住金家 塔山水図鐔 銘 山城國伏見住金家 金家(かねいえ)の特徴が良く示された鐔を紹介する。図柄は中国の山水画を想わせる構成ながら、我が国の京都近郊の風景を取材したものであろう、山陰に佇む塔頭や左下に小さく添え描かれた鳥居の…
猛虎図鐔 東雨(土屋安親) 寅年を迎え、猛虎図鐔を紹介する。以下の解説は古美術雑誌《目の眼》に掲載したもの。 梁の武帝に自らが説く仏教を理解されなかった達磨大師は、嵩山の少林寺に引き込んで外界との接触を断ち、九年のあいだ洞窟に座してその壁面に…